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2023/05/01

コラム

まずは体験してほしい、甘いだけじゃない“本当の”マヌカハニー〔インタビュー:株式会社プレイン〕

2002年神楽坂にニュージーランド産生ハチミツ専門店「PBees」をオープン。濃厚な味や抗菌性をそのままに、高温加熱をしない低温充填に拘っている「株式会社プレイン」は、“Honey Time®”の商品で世界トップアスリート認定を受け、極みワールドに出店しています。今回はオリンピックや世界選手権で活躍したスノーボードの成田童夢選手がPBeesを訪問し、広報の嶋村さんにお話しを伺いました。

 

ただ甘いだけじゃない「本当に良いもの」なんだというのを体感してほしい

―成田

本日はよろしくお願いします!
私はハチミツ/マヌカハニーファンなので、普段からよく食べているのですが、今回の「HoneyTime®」のような個包装のタイプはあまり見かけません。スポーツ中にも便利で、とても良い商品だと感じます!

 

―嶋村さん

ありがとうございます!
弊社の商品は基本的に「生ハチミツ」で、単糖類の為すぐにエネルギー化するという特徴があります。お砂糖は多糖類で、単糖類に比べ身体に吸収されるのに時間がかかる特徴があるため、運動中のエネルギー源として摂っていただくのにおすすめです。

 

しかし、マヌカハニーは「高価」で「身近じゃない」というイメージがあると思います。そこで“いつでもどこでも摂れるような形”にしたいなと。手の出しやすい価格で、持ち運びやすいサイズ(5g/一包)を考えた結果、この商品が出来上がりました!

 

―成田

激推しします!(笑)
私は山のスポーツ(山登りやスキー/スノーボード)なので、ちょっとしたシーンで、座らずに栄養補給をしたい。今まではあってもチューブタイプくらいで、持ち歩くのはなかなか難しいと感じていました。とても嬉しい出会いです!

 

普通のハチミツと生ハチミツの違いを教えてください。

 

―嶋村さん

豊富な蜜源で、かつ高温加熱処理をしていないものを「生ハチミツ」と呼んでいます。実はこの店舗を始めるときに“生”という表現をつけたので、言い始めたのは私たちが最初かもしれません。今では”生”が様々なところで浸透して使われています。

 

普通のハチミツですと、高温過熱をしている場合が多いため、熱に弱い成分が壊されてしまいます。マヌカハニーは医療界でも喉のケアに推奨されているほど抗菌性があって、薬ではないため副作用なども考えずに安心して摂ってもらえます!私も風邪の引き始めの時とか「喉が痛いなぁ」という時に摂ると、やはり治る。復活できる。その医学的根拠もありますし、そういうのを知っていってほしいですね。

 

―成田

重度の花粉症なので、喉をやられることが多いです。ですが、いつも“ハチミツ生姜”で摂取していて、飲むとだいぶ体調もいいし、効いていると感じます!

 

ただ、生ハチミツと謳っていても、食感や効果が違うものもあると感じます。「HoneyTime®」を食べた時は「これだな」と思ったのですが、何か良さを見極める方法などはありますでしょうか?

 

―嶋村さん

もう一つの特徴である「豊富な蜜源」の部分ですが、蜜源が豊富じゃない地域での生産の場合、ハチの巣に砂糖水を与えたりすることがあります。砂糖水を吸ったミツバチからできたハチミツや、濾過(埃やミツバチの足、羽、その他ごみなど)の過程で”加熱”したハチミツは、水あめみたいな感じになってしまい、ドロドロ、ザラザラしていないという特徴があります。

 

ミツバチがきちんと花から採蜜していると、花粉がとても多く含まれます。冷やしながらゆっくり濾過する過程で、花粉に糖が絡みついてクリーム状になる性質があるので、わかりやすい特徴としては、食感や見た目の部分ではないでしょうか。

 

私も昔からマヌカハニーを摂り続けているのですが、体感として「喉痛いなぁ」という時に舐めたら、10分後には気にならないくらいになっています!もちろん個人差はあると思いますが、それくらい即効性は感じやすいと思うので、まずは体験していただきたいですね。ただ甘いだけじゃない「本当に良いもの」なんだというのを、他との違いを体感してほしいです。

 

―成田

抗菌作用など、効果の違いは私たちも発信していかないとなりませんね!
MGO“100”と“580”の種類がありますが、この違いはなんですか?

 

―嶋村さん

ニュージーランドでは採ったマヌカハニーを約300kgの容器に分けていきます。その際に容器毎に検査をして出た数値がこの“100”や“580”です。MGOというのは、マヌカハニーの抗菌成分のことで、数値はその成分量を示しています。この数値は、実は高ければ良いという訳でもありません。“580”の方は「抗菌性が強すぎる」側面もあるので、明確に体調が悪い時などスポットで使うのをおすすめします。特に初めての方は、まず“100”から摂ってみてください。

 

MGOがどのくらい含まれているかは、検査してみないとわからないので、高い数値を狙って生産することは難しいんです。少し投機的な部分もありますね。マヌカハニーの信頼度に繋がっている「自然が生んでくれた成果についたエビデンス」です。


私たちも勇気をもって一緒にトライしてみようと

―成田

次に、ハチミツ専門店を始められたきっかけを教えてください。

 

―嶋村さん

創業者がニュージーランドを旅行で訪れたのがキッカケだと聞いています。風邪を引いた際、ミツバチのお尻・針で施術をする蜂針療法というものがあったり、風邪はハチミツで治せと言われたり、日本はそんな歴史がないので「ミツバチってすごいな」となったそうです。風邪の時や、傷口に塗るなど、ニュージーランドでは本当にハチミツを出してきます(笑)。

 

ニュージーランドはハチミツを他国から輸入することが禁止されていて、かつ国内でのトレーサビリティもしっかりしているため、一番信頼できる国ということで、2002年にニュージーランドはちみつ専門店として神楽坂にオープンしました。

 

―成田

私も冬の競技の為、現役のころは夏季に毎年ニュージーランドに行っていました。南東の方にあるクイーンズタウンやワナカ、カードローナというスキー場によく行っていたのですが、現地にハチミツ専門店が多くて驚きがありました。

 

現地で見たときには値段の高さも印象的だったのですが、PBeesの商品はそこまで高くない。手が出しやすい価格帯だと思うのですがどうでしょうか?

 

―嶋村さん

どうしても高価なイメージだったり、手を出しづらいという印象がありますよね。先ず弊社の場合、秋田の角館にある自社工場で、独自技術を用いて充填をしたり、流通で商社を通さず自社で直接取引したりと、できるだけ価格を抑えられるよう努めています。

 

―成田

なるほど。ハチミツって私にとってはとても身近な存在です。手に取りやすさも含めて、これがもっと皆さんにとって身近な存在になるために、伝えたいことなどはありますか?

 

―嶋村さん

糖質制限などが流行っていると思いますが、ハチミツは無くせない一つの糖類だと思います。糖分が脳に不足すると、欠乏症になって判断力など失われてしまうので、アスリートの皆さんは勿論、一般の方も仕事の効率を上げるためや、受験生など勉強をする人にも大切です。頭を使う時には私もよくお世話になりました!

 

ぜひ、白い砂糖の代わりにハチミツを。お家にハチミツはあって、お砂糖はないという状況を作ってほしいですね。ただ、生のハチミツは90℃以上など、あまり煮込んだりしてしまうと、せっかくの抗菌性や栄養素が失われてしまう恐れがあるので、なるべくでしたら加熱せず摂る工夫をしていただきたいです。

 

―成田

アスリート然り、良く働きたい人には是非摂ってもらいたいですね!
今回「世界トップアスリート認定」を取得していただきましたが、どのような想いからだったのでしょうか。

 

―嶋村さん

最初はインターネットで認定の仕組みを知りました。詳しく拝見したら、成田さんをはじめトップアスリートの方たちが名を連ねていらしたのと、代表の藤光さんが掲げるコンセプトにも共感しました。アスリートの方々が現役中や引退後、どうやって活動を続けていくのかを考えた際に、英気や活動資金を含めて、調達の方法を皆さん苦労しながら考えられているんだなと。

 

どこ行くにもお金がかかりますし、やはり”身体を作る”というのは、食事面でも、良いものを摂らなければいけません。「良いもの=高いもの」みたいな側面もありますし、コンセプトの実現が簡単ではない中で、私たちも勇気をもって一緒にトライしてみようと思いました。これから、どんどん活動を増やして、皆さんと一緒に取り組んでいければと思います!

 

―成田

アスリートも“良いものを摂る”ことについて、見極める目を鍛えていく必要があると思います。管理栄養士がついている選手だったりしないと、そこまで意識できていない場合も多いです。

 

最後に、ハチミツの摂り方について、普段から意識できるアドバイスがあれば教えてください!

 

―嶋村さん

ハチミツ単体だけではなく、組み合わせも考えてみるといいかもしれません。昔からハチミツレモンは有名ですが、クエン酸との組み合わせは朝におすすめです。日本人がよく食べる味噌との相性も良いといわれていますのでお料理に。夜はホットミルクとの組み合わせも。

 

「ハチミツ入り」の加工食品については、裏面の原材料表記の部分を気にしてみてください。原材料表記は量の多い順に記載されていますので、先に砂糖があったりする場合は要注意です。あまりハチミツが入っていないかもしれません。

 

―成田

すぐに意識できるポイントですね。
本日は貴重なお話をありがとうございました!

 

取材店舗情報

会社名:株式会社プレイン
設立:1986年
所在地:

100%ニュージーランド産生ハチミツ専門店PBees 神楽坂店

〒162-0833 東京都新宿区箪笥町18-3-119

角館営業所

〒014-0347 秋田県仙北市角館町小勝田鵜ノ崎30

事業内容:ニュージーランド産生はちみつ輸入・卸・小売・はちみつ原料によるスイーツ類製造、およびOEM製造

 

株式会社プレインの商品 は こちら よりご購入いただけます。是非ご覧ください。

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